「三体」(3 Body Problem) で英語学習

Netflixドラマ で学ぶ英語
No.326
英語

日付:2025年2月21日

目 次

Netflix のドラマ『三体 (3 Body Problem)』は、劉慈欣のベストセラー小説『三体』を原作とした SF ドラマです。

1960 年代の中国でのある決断が、現代の科学者たちへと影響を及ぼし、物理法則が崩壊していく世界を舞台にした壮大なストーリーが展開されます。

本作は、物理学・化学の専門用語が多数登場し、かつイギリス英語のカジュアルな会話が非常に速いため、英語学習者にとってはかなりの難易度の作品 となっています。

🎬 予告編

🎯 『三体』で英語学習するポイント

1. 話すスピードとアクセント

  • 話すスピード: 速い
  • アクセント: イギリス英語(スラング多め)
  • 特徴: 物理学者同士のカジュアルな会話が多く、速い英語でスラングが頻出

特に、主人公たちの会話はイギリス英語のアクセントが強く、スラングも多いため、リスニングだけで理解するのは相当ハードルが高い です。

2. リスニングの難易度

  • 科学・物理の専門用語が多い
  • 中国の歴史や文化大革命に関する背景知識が必要
  • シリアスな展開が多く、会話のスピードも早い

以下のような 理系英語の専門用語 が頻繁に登場します。

  • proton(陽子)
  • electron(電子)
  • particle accelerator(素粒子加速器)
  • electromagnetic wave(電磁波)

特に、これらの単語が イギリス英語のアクセント で発音されるため、日常会話に慣れているだけではリスニングが非常に難しく感じられるかもしれません。

💡 どんな学習者におすすめ?

  • イギリス英語に挑戦したい人
  • 物理や科学系の英語に興味がある人
  • 英語字幕なしでのリスニング力に自信がある人

🔍 私の感想

『三体』は、SF 作品として非常に面白く、物語が重厚で引き込まれる展開が多い 作品でした。

ただし、英語学習の観点から見ると、イギリス英語のスラングや速い会話、物理・化学の専門用語が多発するため、英語の難易度は相当高い と思いました。

特に、カジュアルな会話は英語字幕なしではリスニングだけで理解するのは困難 でした。
逆に、この作品を 字幕なしで理解できる人は、かなり高度な英語力を持っている と思います。

また、物理学者の設定があるため、理系英語がガンガン出てくる ので、普段の会話ではあまり使わない専門用語を学べるという意味では新鮮な作品でした。

英語に自信がある人には、スラングを含めたイギリス英語のリスニング訓練としても挑戦しがいのある作品 だと思います。

📌 まとめ

『三体』は 英語の難易度が極めて高い SF ドラマ であり、特に イギリス英語の速い会話や、理系専門用語に挑戦したい人 には最適な教材です。

一方で、背景知識なしに視聴すると内容の理解が難しくなるため、科学・物理・歴史に関する予備知識を持っていると、より深く楽しめる作品 です。

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