はじめに

ChatGPT の有料版（ChatGPT Plus）を利用すると、DALL·E 3 を使って簡単に画像を生成できます。
テキストから画像を作成できる AI 技術が進化し、プロンプト（指示文）を工夫することで、さまざまなスタイルの画像を作り出せます。

1. ChatGPT Plus で DALL·E 3 を利用する方法

DALL·E 3 は ChatGPT Plus（GPT-4） の機能として統合されており、簡単に画像を生成できます。
特別な設定不要 で、ChatGPT のチャット画面に「プロンプト」(生成したい画像を表す文章)を入力」するだけで利用できます。

基本的な利用手順

1. ChatGPT のチャット画面で「プロンプト」を入力
2. DALL·E 3 が画像を生成
3. 必要に応じて、追加のプロンプトで修正や再生成を依頼

🔹 例:
「宇宙を飛ぶ猫のかわいいイラストを作って」
➡ DALL·E 3 が猫が宇宙服を着て飛んでいる画像を生成！

2. プロンプトの工夫で画像の質を向上させる

DALL·E 3 を使いこなすには、プロンプトの書き方が重要です。
単純な指示では期待通りの画像が生成されないこともあるため、詳細なプロンプトを書く ことがポイントです。

具体的なプロンプト例

生成された画像と解説

都会の夜景

ファンタジーの森

中世の騎士

プロンプト作成のコツ

• ✅ 色、雰囲気、動作、視点、カメラの角度を指定するとより理想的な画像になる
• ✅ 「リアル」「イラスト風」「水彩画風」などのスタイルも明記するとよい

3. DALL·E 3 で作成した画像の商用利用と著作権について

DALL·E 3 を利用して生成した画像は、基本的に商用利用可能 ですが、著作権や法的なリスクを避けるために、以下の注意点を理解しておく必要があります。

✅ 商用利用は可能か？

DALL·E 3 で生成された画像は、OpenAI のコンテンツポリシーに従う限り、商用利用が可能 です。

「コンテンツポリシーおよび利用規約に従う限り、DALL·E で作成した画像の所有権はあなたにあります。これには、無料または有料のクレジットを通じて生成された画像に関係なく、再印刷、販売、商品化の権利も含まれます。」
🔹 OpenAI 公式ドキュメント

⚠️ 著作権・商標権の注意点

• 再配布・販売は要注意: 生成した画像をそのまま販売・再配布するのではなく、加工や編集を加えることが推奨 される。
• 人物の画像は慎重に: 実在の人物に似た画像を生成すると、肖像権やプライバシーの侵害 になる可能性があるため、特に商用利用では避けるべき。
• ブランドやキャラクターの使用禁止: 「ディズニー風」「ピカチュウ」などの 特定のブランドやキャラクターに関連するプロンプトの使用は禁止（商標権・著作権の侵害のリスクあり）。

4. まとめ

DALL·E 3 を活用すると、簡単に高品質な画像を生成でき、さまざまな用途に活かせます。
ただし、プロンプトの工夫 や 著作権・利用ルールの遵守 が重要です。

DALL·E 3 を使うメリット

• ✅ テキストから簡単に画像生成できる
• ✅ イラスト・リアル画像・デザイン案など幅広く対応
• ✅ 画像の修正やバリエーションも可能
• ✅ 商用利用 OK（規約の範囲内で）

DALL·E 3 の可能性を最大限に活用し、安全に画像を活用しましょう！ 🚀

📌 関連資料

• 文化庁 AI と著作権に関するガイドライン
• 文化庁 知的財産推進計画