Django アプリを VPS にデプロイする際のベストプラクティスをまとめ、安定した運用のためのポイントを解説します。
Django アプリを VPS にデプロイする際、ただ動作させるだけでなく、セキュリティ・パフォーマンス・保守性を考慮した設定 を行うことが重要です。
✅ 本記事で解説するポイント
PermitRootLogin no
→ root ユーザーでの SSH 接続を禁止PasswordAuthentication no
→ パスワードログインを無効化し、SSH キーを使用Port 22022
など → デフォルトの 22 番ポートを変更BASHufw allow 22022/tcp # SSH ポート開放 ufw allow 'Nginx Full' # HTTP & HTTPS ufw enable
BASHcertbot --nginx -d yourdomain.com -d www.yourdomain.com
✅ HTTPS 化で通信を暗号化し、SEO も向上
Gunicorn の workers
を適切に設定すると、処理速度が向上 します。
BASHgunicorn --workers 3 --bind unix:/home/myuser/django_project/gunicorn.sock myproject.wsgi:application
workers = CPU コア数 × 2 + 1
を推奨Nginx のキャッシュ設定を有効化。
NGINXlocation /static/ { expires 7d; add_header Cache-Control "public, max-age=604800"; }
✅ 静的ファイルの配信を最適化し、ページ読み込みを高速化
Fabric を使ってワンクリックデプロイを実現。
BASHfab deploy
✅ Git Pull・パッケージ更新・マイグレーション・Gunicorn 再起動を一括実行
データベースを定期的にバックアップ。
BASHpg_dump -U postgres mydatabase > /backup/db_$(date +%Y%m%d).sql
または、GitHub Actions などを活用して コードのバックアップ も自動化。
これで Django アプリの 安全で安定した運用 を実現できます。
回 | タイトル | リンク |
---|---|---|
第 1 回 | Django × VPS デプロイ入門 - はじめに | 詳 細 |
第 2 回 | VPSの契約から初期設定まで | 詳 細 |
第 3 回 | Python & Django 環境をセットアップ | 詳 細 |
第 4 回 | Gunicorn による Django アプリの運用 | 詳 細 |
第 5 回 | Nginx をリバースプロキシとして設定 | 詳 細 |
第 6 回 | Let's Encrypt を使った HTTPS の設定 | 詳 細 |
第 7 回 | ファイアウォールとセキュリティ設定 | 詳 細 |
第 8 回 | Django アプリの自動起動の設定(systemd) | 詳 細 |
第 9 回 | デプロイの自動化(Fabric を活用) | 詳 細 |
第 10 回 | デプロイのベストプラクティス | この記事 |
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