英語リスニングと発音はセットで鍛えるべきで、表裏一体の関係にあります。リエゾンやリダクションを理解し、発音記号を活用することが重要です。聞く、真似する、修正するというサイクルを繰り返すことで、自然に聞こえる英語と話せる英語が身につきます。
英語を「聞き取れる」ようになりたい。
きれいに「発音できる」ようになりたい。
これは多くの英語学習者に共通する願いです。
そして、リスニング力と発音力は、本来セットで伸ばすべきものだと私は考えています。
今回は、リスニングと発音を一緒に鍛える重要性と、具体的な方法についてお話しします。
リスニング力は「音を正しく認識する力」、
発音力は「音を正しく再現する力」です。
この 2 つは表裏一体です。
発音できる音は聞き取れるようになり、
逆に発音できない音は、リスニングでも聞き取ることが難しくなります。
また、英語の音には次のような特徴があります。
たとえば、
"next door" は [nekst door] と教科書では学びますが、
実際の会話では [neks door] のように [t] の音が脱落し、[s] に聞こえることが多くなります。
こうした音の変化を理解し、再現できるようになると、
リスニングと発音の両方が飛躍的に伸びていきます。
さらに、発音記号を理解して使えるようになることは非常に大切です。
この力がつくと、初めて出会った単語でも自信をもって発音でき、
リスニングでも微妙な音の違いを聞き分けられるようになります。
発音記号は単なる「知識」ではありません。
「音と結びつけて、体で覚えるもの」 です。
私は、リスニングと発音を同時に高めるため、次のような指導を行います。
大切なのは、
「聞く → 真似する → 修正する」
というサイクルを何度も何度も回すことです。
このサイクルを繰り返すうちに、
自然に「聞こえる英語」「話せる英語」が育っていきます。
リスニングと発音は、別々に鍛えるものではありません。
一緒に鍛えることで、効率よく、確実に伸びていくものです。
発音記号の知識を活かしながら、
英語の音を「聞いて」「マネして」「確かめる」。
このシンプルな作業を、楽しみながら繰り返していきましょう。
回 | タイトル | リンク |
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第 1 回 | 会話力を中心に鍛えるべき理由 | 詳 細 |
第 2 回 | 英語の四技能:聞く・話す・読む・書く | 詳 細 |
第 3 回 | 文法を使える知識にする | 詳 細 |
第 4 回 | 単語・熟語の覚え方 | 詳 細 |
第 5 回 | リスニングと発音を一緒に鍛える | この記事 |
第 6 回 | 瞬間英作文のすすめ | 詳 細 |
第 7 回 | 長文読解力を高める | 詳 細 |
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