-아/어 주다 と -아/어 드리다 の違い

韓国語の紛らわしい表現
No.464
韓国語

日付:2025年3月9日

韓国語では、「~してあげる」「~してもらう」という表現をする際に、 「-아/어 주다」 と 「-아/어 드리다」 を使います。しかし、どちらも「与える」という意味を持つものの、使い分けには注意が必要です。

目 次

はじめに

韓国語では、「~してあげる」「~してもらう」という表現をする際に、 「-아/어 주다」「-아/어 드리다」 を使います。
しかし、「주다」と「드리다」はどちらも「与える」という意味を持つものの、使い分けには注意が必要です。
本記事では、それぞれのニュアンスや用法を詳しく解説し、間違えやすいポイントを整理します。

1. 「-아/어 주다」と「-아/어 드리다」の基本的な違い

用法-아/어 주다-아/어 드리다
友達・後輩・家族
目上の人(先生・上司・お客様)
頼みごとをする(반말)
敬語表現(존댓말)

🔹 例文

  • 제가 친구에게 선물을 사 줬어요.
    (私は友達にプレゼントを買ってあげました。)
  • 할머니께 선물을 사 드렸어요.
    (おばあさんにプレゼントを買って差し上げました。)
  • 숙제를 도와 주세요.
    (宿題を手伝ってください。)
  • 할머니께 책을 읽어 드렸어요.
    (おばあさんに本を読んで差し上げました。)

2. 実際の作文と添削

❌ 誤: 제가 부모님 집에 돌아올 때 제 할머니께 도상품을 사 드렸어요.
✅ 正: 제가 부모님 댁에 돌아올 때 할머니께 선물을 사 드렸어요.
🔹 修正点:

  • 「부모님 집」→ 「부모님 댁」
    (目上の人の家には「댁」を使う)
  • 「제 할머니」→ 「할머니」
    (家族について話すときは「제」を省略することが一般的)
  • 「도상품」→ 「선물」
    (「商品券」ではなく「プレゼント」を意味する一般的な単語)

❌ 誤: '더와 주세요' 와 '살려 주세요' 는 어떻게 달라요?
✅ 正: '도와 주세요'와 '살려 주세요'는 어떻게 달라요?
🔹 修正点:

  • 「더와」→ 「도와」
    (スペルミス修正)
  • 「'도와 주세요' 와」→ 「'도와 주세요'와」
    (「와/과」は前の単語に直接つなげる)

❌ 誤: 저는 잔인하니까 '오징어게임'이라는 드라마를 제 아이들에게 안 보여 줘요.
✅ 正: '오징어 게임'이라는 드라마는 잔인해서 제 아이들에게 안 보여 줘요.
🔹 修正点:

  • 「저는 잔인하니까」→ 「'오징어 게임'이라는 드라마는 잔인해서」
    (主語を「私」ではなく「ドラマ」に変更)
  • 「오징어게임」→ 「'오징어 게임'」
    (固有名詞なので「' '」をつける)

3. 「도와 주세요」と「살려 주세요」の違い

「도와 주세요」(手伝ってください / 助けてください)

  • 意味: 「手助けをしてください」「サポートしてください」
  • 状況: 日常的な手助けを求めるとき
  • 例:
    • 숙제를 도와 주세요.
      (宿題を手伝ってください。)
    • 이 가방이 너무 무거워요. 좀 도와 주세요.
      (このカバンがとても重いです。ちょっと手伝ってください。)

「살려 주세요」(助けてください / 命を助けてください)

  • 意味: 命の危険があるときに使う「助けて!」
  • 状況: 命が危険なときや、冗談で「大変だ!」というときに使う。
  • 例:
    • 불이 났어요! 살려 주세요!
      (火事です!助けてください!)
    • 강에서 빠졌어요. 살려 주세요!
      (川に落ちました。助けてください!)
    • 좀비들이 쫓아와요! 살려 주세요!
      (ゾンビたちが追いかけてきます!助けて!)

4. まとめ

  • 「-아/어 주다」はフレンドリーな表現、目上の人には「-아/어 드리다」を使う。
  • 「도와 주세요」は日常的な手助け、「살려 주세요」は命に関わる助け。
  • 「부모님 집」ではなく「부모님 댁」、「제 할머니」ではなく「할머니」が自然。
  • 固有名詞は「' '」や「《 》」をつけるとわかりやすい。

この使い分けをしっかり理解すると、より正確で流暢な韓国語が使えるようになります。

(本記事の添削は ChatGPT によるものです。)