有明フェリーと島原鉄道の旅

父と息子の小さな旅
No.462
子育て

日付:2024年5月5日

有明フェリーで長州港から多比良港へ渡り、島原鉄道に乗って「日本で一番海に近い駅」大三東駅へ。子どもたちと一緒に体験したフェリー旅や島原鉄道の魅力を、写真とともに詳しく紹介します。

目 次

はじめに

いつもは父と息子の 2 人旅でしたが、今回は娘も一緒です。
(奥さんはお仕事でした 😢)

長洲港から有明フェリーに乗船。
多比良港へ向かいました。

多比良港から多比良駅まで 10 分ほど歩き、そこから島原鉄道に乗車。
15 分〜20 分ほどの列車旅を経て、日本で一番海に近い駅「大三東駅」に到着しました。

行きのフェリー:多比良港へ

Image

フェリーで多比良港に向かっています。
奥に見えるのは雲仙・普賢岳です。

風が強くて肌寒かったので、2 人とも上着を羽織っています。
初めてのフェリーに大興奮の息子でした。
一方、娘は以前、韓国(釜山)からの帰り に乗ったフェリーで船酔いした経験があり、少し不安そうでしたが、今回は距離が短いのもあり、問題ありませんでした。

多比良駅に到着

Image

島原鉄道は鮮やかな黄色のディーゼルカーで運行されています。

ここ多比良は、高校サッカーで一世を風靡した国見高校のある場所。
駅のホームには、大きなサッカーボールのオブジェが設置されていました。

大三東駅に到着

Image

写真を見ると、まさに「日本一海に近い駅」そのもの。
堤防の上に駅がそのまま設置されているため、海がすぐそばに広がっています。

驚いたのは、柵が全くないこと。
5 メートルほどの高さの土手になっており、スリル満点です。
下の子はまだ小学 1 年生で好奇心旺盛な年頃なので、こういう場所では特に気を遣います

この時は干潮で、有明海の海底がはっきりと見えていました。
満潮時には、目の前一面が海になるそうです。

海岸で遊ぶ

Image

せっかくなので、海に降りてみました

遠くには対岸の熊本県の山々が見えます。
長崎と熊本は有明海を挟んで、意外と近い距離にあります。

子どもたちは貝殻を探して、お母さんへのお土産として拾い集めていました。

帰りのフェリー

Image

帰りのフェリーでは、船の後方から雲仙普賢岳を眺めながらのんびりと過ごしました。
船内では座席に座って休憩したり、外の風景を眺めたりしながら、しばし旅の疲れを癒しました。

旅の感想

普段の生活ではなかなか体験できない「フェリー+ローカル線」の組み合わせは、子どもたちにとっても新鮮だったようです。

また、日本一海に近い駅・大三東駅は、その名の通り圧倒的な開放感。
今回は干潮時でしたが、次は満潮時の景色も見てみたいと思いました。